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1 教育の概略

 佐那河内小中学校は,徳島市に隣接した人口約2200人の佐那河内村にあり,平成23年に完成した小中一体型校舎で児童生徒約120名が学習しています。

 学校教育目標「郷土佐那河内に誇りをもち,自ら考え,表現し,心豊かにたくましく生きる児童生徒の育成」を掲げ,小中の教職員が一つの校舎・職員室でコミュニケーションや理解を深め,ともに学び合い協働し,9年間の児童生徒の育ちを見つめた一貫教育を目指しています。

 また,平成28年度より,県の「小中一貫教育(徳島モデル)推進事業」における研究指定を受け,これまでの小中連携の取組の成果と課題を踏まえ,新たな視点からの見直しを図りながら,小中一貫教育の充実に取り組みんでいます。また,地域の教育力を活用し,地域に誇りをもち地域を担う「人財」の育成に取り組んでいます。


◎めざす学校像

1.自ら考え,表現し,伝え合える児童生徒を育成し,確かな学力を育む学校

2.生きる力を育み,一人一人の個性を輝かせ,自己実現を支援する学校
3.家庭・地域社会との連携を深め,地域に根ざし信頼される学校

 
◎小中一貫教育の一層の推進(重点目標)

○「自ら考え,表現し,発信する児童生徒の育成(学力向上)

 ・小中合同研修の充実による9年間の教育課程の把握

 ・思考力,表現力,発信力を育成する授業研究・授業改善

 ・進んで考え,書き,伝え合う場面の設定

 ・全校でホワイトボードミーティングの手法を活用した指導改善

 ・9年間の系統性を考えた授業スキル(話型・発問・板書・ノート指導)の共有

 ・「朝の学習の時間」の計画的な学習の実施と補充学習の充実

 ・全国調査やステップアップテストの課題をもとにした指導改善

 ・「家庭学習の手引き」の活用と保護者の啓発

○9年間を通じた小中一貫教育の推進

 ・小中一貫校として,特色ある9年間の教育課程の編成

 ・小中教職員による乗り入れ授業(ティームティーチング)の一層の充実

 ・小中合同研修の実施と充実

 ・児童生徒の実態の共有ときめ細やかな指導

○豊かな心の育成と仲間づくり

 ・自尊感情の向上~一人一人が成功感や達成感を味わう学習や体験の推進~

 ・学校全体で取り組み,実践化につなげる「心に響く道徳教育」の推進

 ・自分の将来を見つめ,生き方を考えるキャリア教育

 ・いじめの未然防止と根絶に向けて,組織的で継続的な取組

○児童生徒の体つくり

 ・運動量を確保し伸びを適切に評価する,魅力的な体育授業の充実

 ・運動の楽しさを知る外遊びや徒歩通学,早朝マラソン,部活等の奨励

 ・栄養教諭と担任がチームを組み,各教科等における食育指導の充実

○一貫教育校としての学校運営の工夫

 ・小中合同の教育活動の効果的な実施及び検証・改善

 ・小中教職員の校務分掌等や教職員打ち合わせの工夫

 ・児童生徒・教職員の意識向上と主体的な教育活動の推進