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世界農業遺産体験学習(5年生)

 5年生が世界農業遺産体験学習にのぞみました。場所は穴吹町渕名地域。地域の方に畑をお借りし、昼食場所も用意していただきました。西部県民局、美馬市役所農林課、同市民環境部ふるさと振興課(集落支援員さん)の皆様のご協力のもと、有意義な時間を過ごしました。

たくさんのカヤを集めています
みんなでカヤを運びます
鎌を使ってカヤを刈り取ります
伝統的な「コエグロ」の形になってきました
コエグロを縛るためにカズラをさいて紐状にします
にし阿波の傾斜地農耕システムのシンボル的存在「コエグロ」です
昼食にピザを作りました
手作りの石窯で焼いてくださいました
地域の方が手作りされた展望台より
ソバ畑、茶畑が広がる風景
貴重な体験をありがとうございました

 「コエグロ」とは、秋に刈り取ったカヤを円柱状にくみ上げたもの。土を育てる肥料として利用したり、急傾斜地の土壌の流出を防いでいます。子どもたちで作り上げるのは簡単ではありませんでしたが、地域の方に教えていただき、なんとか形にすることができました。昼食も多くの皆様のご協力をいただき、優しい味をみんなで楽しむことができました。

 「世界農業遺産」美しい自然の中での体験が子どもたちの感性を育んでくれる貴重なひとときでした。ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。