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朝会のお話

6月2日(月)

 本日は久しぶりの朝会がありました。学校長の話では、始業式の時に話した「継続することの大切さ」についてもう一度話をしました。その話の中で、子どもたちに私の宝物を披露しました。それは3本の黒帯です。私は私生活でとあるフルコンタクト空手団体に約30年間所属しており、初段は31歳の時に、二段は38歳の時に、三段はついこの間52歳の時に取得しました。自分でもよく続いたなと思うことが時々ありますが、答えはかつてある若者から次のような学びを受けた事にあります。それは今から25年ほど前にさかのぼります。ある若者が道場に入門してきました。彼はとてつもなく弱く、来るたびに組み手でボコボコにされ、足を引きずりながら帰っていました。正直、「いつやめるんだろう」と思っていました。しかし、彼が空手をやめることはなく、苦節十年で、なんと我が流派では黒帯取得のためには避けて通ることのできない十人組み手を完遂し、見事黒帯を取得しました。彼は空手の才能は乏しかったのですが、「継続する」「諦めない」才能に恵まれていたのです。人間苦しいことがあればすぐに楽な方楽な方へと意識が向きがちですが、結局楽な道へ進んで得られるものなど対したことはありません。今日の話で子どもたちが何かを感じとり、行動に移してくれたら幸いです。

今日は子どもたちに私の宝物を見てもらいました。継続することの大切さを感じとってくれたら幸いです。