白地小学校は,校区内に白地城趾という史跡を有する,歴史に彩られた地域にある。白地城は,土佐より攻め入った長宗我部元親が,ここを根城として四国統一を成し遂げた城で,古来より交通の要衝に位置している。
今も学校の側を流れる吉野川に,池田大橋・三好橋・へそっこ大橋という3つの橋が架かり,国道が高知県・愛媛県へと分岐している。
このような土地に,明治7年に開設され,本年で140余年の歴史を刻む。
本校の児童は,勤勉で何事にも一生懸命に取り組むことができる。保護者や地域の方も学校に協力的で,子どもたちを礼儀正しく実直に育てている。校区内の各種団体は地域のために積極的に活動しており,地域の教育力が大きい。
校内研究が活発で,近年では,平成17・18年度に「金銭教育」,19・20年度に「外国語活動」,21・22年度に「道徳教育」に取り組んできた。さらに,平成26年・27年と県指定「特別活動教育」に取り組み,成果を平成27年11月20日の徳島県小学校特別活動教育研究大会で披露した。特別活動教育を通して身に付けた力を子ども達の生活や学習など生きる力に繋げ,研究の成果を今後の白地小学校の特色として継続させていきたい。
今後も,教職員・保護者・地域の方の連携を大切にして,児童の成長のために努力する元気な学校づくりに努めていきたい。