白地地域の防災訓練に合わせ、避難訓練を実施しました。防災無線を聞き、児童は素早く机の下で身を守る体制をとりました。避難指示の放送後、防災頭巾をかぶって運動場に避難しました。地域の方も次々と避難してこられました。
その後、さまざまな消火・防災の道具を体験させていただきました。
ジェットシューターは、山林火災等で活躍する道具で、背中に18Lの水を背負い、火を消すものです。山林の多い三好市では今100台ほど配備されているそうです。また、手押しポンプは災害で水道が止まったときに、防火水槽等から水をくみ出すものです。思った以上に軽い力で水をくみ出すことができ、子供たちはびっくりしていました。
災害時に活躍するこのような道具があることや使い方を、地域の方や子供たちが知ることは、とても大切なことだと感じました。
次に、消防署や地域の消防団の皆さん、警察署の方に、消防車やパトカーを見せていただきました。実際にホースを持たせていただくと、その重さに子供たちはびっくりしていました。
消防団には、前PTA会長さんや保護者の方もいらっしゃり、子供たちは「自分たちの住む地域を自分たちで守っているんだ」ということを実感していました。
また、消火体験をしました。保護者の方や教職員と一緒に実際に消火器の使い方について学びました。
お昼に非常食として地域の方が作ってくださった炊き出しのおにぎりをいただいた後、授業参観を行いました。
人権学習の参観授業をみていただきました。その後、引き渡し訓練を行い、災害時の避難場所の確認などを行いました。
防災の意識を高め、様々な体験をした、学びの多い一日になりました。ご協力いただいた白地防災会をはじめ各関係機関、地域の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。