5年生宿泊学習

5月13日(月)・14日(火)、5年生が牟岐少年自然の家で宿泊学習を行いました。
1日目は天候が悪く、施設内で入所式を行いました。柿原小と牟岐自然の家で顔合わせをしましたが、共に力を合わせてがんばろうと誓いを立て、1日目の活動が始まりました。
 

悪天候で、港で釣り活動はできませんでしたが、室内でペタンクとモルックというニュースポーツを柿原小と交代し合いながら楽しみました。ペタンクもモルックも、運動の得意不得意関係なく楽しめるゲームです。ペタンクはチームで相談しながら的を狙って玉を近づけたり、モルックは点数を計算しながら的に当てたりし、チームでの対戦をしました。どの種目もミラクルショットがたくさん生まれ、歓声が上がったり、飛び上がって喜んだりする場面があちこちにいました。

夕べのつどいや夕食、入浴の後、夜の活動を行いました。
キャンドルのつどいでは、厳かな雰囲気の中、分火係による誓いの言葉を全員で心に刻みつつ、中央の燭台の幻想的な火を眺めながら「燃えろよ燃えろ」を歌いました。交歓のつどいでは、柿原小・一条小それぞれで準備したレクリエーションで、柿原小の友だちと楽しく交流することができました。一条小の出し物は、司会の子達が上手に進行し、大盛り上がりしました。送り火の儀式で全員がろうそくの火を持ち、名残惜しく退場し、夜の活動を終えました。

2日目はウソのように天気が回復し、さわやかな気持ちで朝のつどいを行いました。朝食後、予定通り島巡りを行いました。着慣れないライフジャケットに身を包み、近くの古牟岐漁港へ移動しました。三隻の船に分かれて乗船し、牟岐大島へ出発です。潮の流れに逆らいながらの運行で、かなり揺れて船酔いが心配されましたが、酔いも吹き飛ぶサプライズがありました。イルカの群れの出現です!トビウオも飛び交っていたので、きっと、トビウオを餌として、イルカたちが追いかけてきたのでしょう。船の周りのあちこちで背びれを見せながら泳ぎ回り、イルカの姿が見える毎に子どもたちは歓声を上げ、大興奮でした。イルカの群れと出会った後、牟岐大島で珊瑚を見たり、手羽島に移動して磯遊びをしたりして、さらに思い出を広げていきました。

島巡りの後、昼食でカレーを食べ、退所式をしました。「もう1泊したい!」という声がありましたが、本当に全員が満足し、充実した宿泊学習になったと思います。この宿泊学習で学んだことを今後の生活に生かしてほしいと思います。