よんでん文化財団アーティスト派遣事業 美術出前授業（6年生）

10月23日（木）、よんでん文化財団アーティスト派遣事業の一環として、6年生を対象に美術の出前授業が行われました。今回の講師は、徳島県を拠点に活躍されている日本画家・冨本七絵先生です。

授業のテーマは「木」。子どもたちは事前に自分のイメージを言葉で表現し、それをもとに八つ切り画用紙に絵を描いていきました。授業時間は2時間。冨本先生からは、「見て、考えて、感じたことを自由に描いていい」「感じ方は一人ひとり違っていて、全員が正解である」といったお話があり、子どもたちはのびのびと自由な発想で制作に取り組むことができました。

制作には、ダーマトグラフという色鉛筆を使って下絵を描き、その上から水彩絵の具で色を重ねていきました。絵を「見て描く」のではなく「感じて描く」ことの大切さを実感した児童もおり、普段絵を描くことが苦手だと感じている子も、楽しく取り組むことができました。

子どもたちにとって、自由な表現を楽しみながら自分の感性を大切にする貴重な時間となりました。