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池田小学校遠景

校長あいさつ

1 はじめに

三好市立池田小学校は、明治5年6月10日に池田小学校として、学制発布前に開校しました。場所は医家神社東南隅の絵馬堂を改造したとも、浄光寺境内に創置されたものといわれています。当時の児童数は200名ぐらいといわれています。明治18年には、池田村杉尾通りに移転されました。池田尋常小学校、さらに明治25年には池田高等尋常小学校、その後、池田国民学校、そして現在の「池田小学校」へと歴史と共に校名も変遷してきております。現在の校地に移転したのは明治38年であり、14学級、828名の児童数でした。
本校は、本年度で開校152年目を迎えます。これまで卒業生10800名を輩出しており、本年度は児童数333名、職員数39名です。門周辺には、メダカが生息する「希望の池」や池小子ども像「希望の像」、そして備前焼きで作られた二宮尊徳像があり、東には、桜の名所で名高い諏訪公園があります。本校が現在位置する地域は「上野が丘」と呼ばれ、池田高等学校、池田中学校、池田幼稚園、池田小学校と、幼・小・中・高が並び、「学園通り」とも呼ばれています。上野が丘から、四季それぞれのいろどりを映す吉野の清流のほとりや、池田の町並みを眼下にみることができます。恵まれた自然の中で、教育をこの上なく愛する伝統的な地域の方々に支えられながら子どもたちを育んでいます。
GIGAスクール構想も始まり、高度情報社会を生きぬく子どもを育てることに力を入れています。一人一台端末を学習に効果的に活用し、一人一人が主体的に学ぶことのできる学習環境を整え、未来を拓く子どもを育成していきます。今年度は、教育DX推進事業の指定を受け、探求的な学びを中心に、個別最適な学びと協働的な学びの一体化の充実を図っていきます。

2 学校教育目標
心身ともにじょうぶで、 仲間とともに助け合い、 たくましい行動力をもつ、知・徳・体のバランスのとれた個性豊かな児童を育成する

3 めざす児童像
○進んで学ぶ子
○思いやりのある子
○健康でたくましい子

4 学校経営基本方針
○ 「対話」(児童・保護者・教職員同士)を大切にした信頼関係づくり
・対話を大切にし、児童・保護者・教職員同士の思いや願いを共有し、信頼される学校をめ ざす
○ 知・徳・体のバランスのとれた児童の育成をめざす学校づくり
・教育DXの推進による個別最適な学びと協働的な学びの一体化の実現
・ポジティブな行動支援による自尊感情を高める教育活動の推進
・心身ともに健康な児童の育成
○何事にも「チーム」で取り組む集団づくり
・教職員の協働参画による学校運営と組織的対応
・報告・連絡・相談・確認の徹底
・指定研究に向けた協力体制の確立と校内研修の充実
・「地域教育」による教育魅力化

 池田小学校は、恵まれた人材と自然豊かな環境のもと、長い歴史と伝統を大切にしながら、本年度から始まる学校運営協議会の皆様のご助言もいただき、新しい教育の創造に向かって歩んでいきたいと思います。そして、子どもも先生も保護者も助け合って元気いっぱいの学校をめざします。どうぞ、本校の学校運営におきまして、保護者ならびに地域の皆様、ご理解とお力添えをよろしくお願いします。