10月2日(月)にKAIR(神山アーティスト・イン・レジデンス)事業で,アリアンヌ・パトゥーさんとルネ・ミュラーさんの2人組アーティス「ドスティック-ワイルド」が自然物を使った造形遊びをしてくださいました。1センチほどの人形を自分に見立て,自然物を見ることから活動がスタートしました。普段は自分より小さく,まじまじと見ることのないコケや木の枝,石などをじっくりと観察し「この木の実はいすにしよう」「ゴキブリトニーが追いかけてくるところだよ」と自分だけの島をつくりました。完成した島をつなぎ合わせると,一つの大きな島になりました。「トンボの上にのって出かけているのかな」「この島はすだちでつくった旗がある!いいにおい」と友達の島のよさを見つけ合いました。子どもたちは,視点を変えて物事を見るとこんなにも世界が広がるのかと感激した様子でした。普段のさまざまなことも少し見方を変えて見てみると,思いもよらない面白さが見つかるかもしれませんね。