仰げば尊し 我が「師」の恩~
~今こそ分かれ目 いざ、さらば!
先週はグッと冷え込みました。おこおっつあん(高越山)にも雪が積もりました。桜の蕾(つぼみ)も寒さに耐えながら、来るべき春本番を待ちわびているようです。
さて、卒業証書授与式(3/15)までの登校日が、今日を含めてあと15日となりました。今日の全校朝会17のテーマは『「師」をもつ』です。話の概要は次のとおりです。
今週末には3月を迎えます。令和5年度もあとわずか。皆さんがこうして素晴らしい成長ができたのも皆さんのがんばりやお家の方の支えがあったのはもちろんですが、今日までお世話になっている先生方のお力であることも忘れてはいけません。
今から皆さんは、人生の様々な道を歩んでいきます。自らの夢を実現させるために、「師」は必要です。皆さんは、今いる先生方から、日々学ぶ姿勢を教えていただきました。また、皆さんのことを何より一番に考え、これから向かうべき道(正しい行い)も示してくれました。人生の土台づくりと言われる小学校時代だからこそ、時には厳しく指導されたこともあったと思います。これは、皆さんの将来を思う真剣な想いなのです。これこそが「本当の師」です。
令和5年度が終わろうという節目のこの時期、お世話になった先生方への感謝の気持ちを抱くとともに、今一度、教えてくれた内容を振り返り、その意味を、想いを考えてみてほしいと思います。
吉野川市の玄関口、JR鴨島駅前は7:00を過ぎる頃から通勤・通学の方々で賑わいます。向麻山の朝日です。日毎に太陽が早く登りだしていることを感じます。冷たい霜に耐えて、ピンクやオレンジのきれいな花々が開花を迎えています。春を待ちわびる健気な花々です。子供たちも寒さに負けず、学び舎を目指して登校します。
さて、今朝もたくさんの表彰がありました。今週も子供たちの努力が実を結んでうれしく思います。礼儀正しく表彰に臨むことができました。素晴らしいことです。
全校朝会も今日を含めてあと2回。今回、私が小学校時代の卒業式にも言及。今年度の卒業生が歌う卒業ソングは「最後のチャイム」です。心に響く歌声を期待しています。でも、私が子供の頃はこの「仰げば尊し」が定番でした。
「仰げば尊し♪我が師の恩 教えの庭にも♩ 早いくとせ 思えば いととし この年月♬ 今こそ分かれ目 いざ さらば」
48年前の校舎・校庭を思い出し、子供たちの前で思いを込めて歌い切りました。
全校朝会後半は、ボランティア委員会から購入した教材・教具の紹介(この件は後日改めてアップします)、つばさ隊からは「あいさつ運動」の更なる発展について、各々児童代表から説明がありました。
では、6年間の集大成である卒業式、1年間の集大成である修了式向けて、目の前にいる「師」とともに、今週も一生懸命がんばっていきましょう!
『継続は力なり』