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校舎の写真です。
吉野川市立鴨島小学校

令和5年度卒業証書授与式

感動のフィナーレ

~青空に舞い上がる風船に夢を乗せて~

 本日、雲一つない最高の天候に恵まれ、小学校生活最大の節目となる「令和5年度鴨島小学校卒業証書授与式」を挙行することができました。栗洲教育長様をはじめ、たくさんのご来賓の皆様の御臨席を賜り、卒業生の晴れの舞台を迎えることができたことは、学校長としてこの上ない喜びであります。

【式辞概略】

 148年の歴史と伝統ある鴨島小学校を巣立っていく57名の卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます!

 卒業証書を受け取る「凛とした姿」を見て、皆さん一人一人が心身ともにたくましく成長してきたことに、今強く心を動かされています。そして、皆さんが6か年の努力を積み重ね、今日の晴れの日を迎えられたことに、改めて心からのお祝いと、大きな拍手を送りたいと思います。

 57名全員で寝食を共にした2日間の修学旅行。かけがえのない最高の宝物となりました。同じ時間を過ごした私自身も、その思いは変わりません。

 卒業生の皆さん、小学校最後の授業だと思って聞いてください。はなむけの言葉。それは『意志あるところに道は拓ける』という言葉です。これはしっかりと目標をもってあきらめずにがんばれば、必ず願いや夢は叶う、という意味です。日々のたゆまぬ努力、誠実な生き方はいつの日か必ずや大きな力となって自らに返ってきます。「がんばってきて良かった!」そう思える日が必ずやってきます。正に「継続は力なり」であります。中学校に進学しても自ら一生懸命に取り組む姿勢、そして周囲への感謝の気持ちを忘れず、夢や目標に向かってがんばってください。どんな困難も皆さんなら乗り越えられると信じて、これからも応援しています。

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 凛とした空気漂うなか、「卒業生入場」のアナウンスの後、両担任を先頭に卒業生が式場に入ってきました。いつになく誇らしげです。

 卒業証書授与では、担任の呼名に「はいっ」と応え、胸を張って証書を受け取ることができました。

 式辞では、学校長自身最後となる式辞となりました。栗洲教育長様、桒原PTA会長様からも心温まる祝辞をいただきました。

 記念品授与では、学級代表の2名に吉野川市教育委員会からいただいた思い出の写真入り図書カードを手渡しました。

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 門出のことばは、これまでにない最高の呼びかけとなりました。6年生による「最後のチャイム」。そして、これまでどれだけ歌ってきただろうか。恐らくみんな揃って歌うのは最後になるであろう「校歌」。万感の思いが伝わってきて、私も同じ想いで精一杯歌いました。互いに向き合い、先輩から後輩へと148年の歴史と伝統を引継ぐに相応しい感動のひと時を過ごしました。私は胸が震えました。受け継ぐ在校生の意気込みを感じざるを得ない、これぞ鴨島の卒業式だと実感いたしました。

 式典の最後に、岡田PTA副会長様から保護者を代表してご挨拶をいただき、我々教職員一同、身が引き締まる思いでした。

 こうして約一時間半の思い出に残る式典が、滞りなく終了いたしました。

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 式典は終了しましたが、全校児童による見送りの儀式を掲載しないわけにはいきません。式典に参加しなかった3年生以下の児童も運動場東側に集結。練習以上に素早く花道をつくりことができました。さあスタンバイOK!

 今年度初の取組、全校児童・教職員による生合唱「旅立ちの日に」が青空に響きだすと、いよいよ主役の卒業生親子が花道に入ってきました。どの子も親御さんも感慨深げな表情をしています。雲ひとつない最高の青空のもと、最高の花道となりました。在校生も、一生懸命歌っています。心を込めて祝福しています。傍にいて、感動、感激の場面であります。

 いよいよクライマックスは、運動場中央に集結しての風船飛ばしです。これは本校独自の伝統となっています。今か今かと卒業生による希望の風船カウントダウン10が始まりました。「さあいくよ、10、9、8・・・・3、2、1、Go!」放たれた風船が、一斉に青空に舞い上がります。夢や希望に向かってはばたこうとする卒業生にピッタリのシチュエーションとなりました。

 写真もたくさん撮って記録にも残すことができましたが、記憶(心)にも残る素晴らしい卒業式となりました。

 改めて、卒業生おめでとう!これからもがんばれー!!