• 088-631-3487
加茂名小学校トップ画像

12月10日(水)3年国語科「三年とうげ」

今日の「かもなっ子」

登場人物の行動や気持ちなどについて、叙述を基に捉えていきます。

設定、登場人物、出来事、展開、登場人物の行動や気持ちなどの観点から感想や考内容をまとめていきます。

出来事、登場人物の行動や気持ち、考え方、言葉の使われ方や文の調子などの観点からまとめていきます。

あらすじ

村人たちはながめのよい三年とうげにうっとりする一方で、三年とうげをこえるとき、おそるおそる歩きました。
なぜなら「三年とうげで転んだならば、三年きりしか生きられぬ」という言いつたえがあったからです。

ある秋の日、一人のおじいさんが三年とうげで転んでしまいました。
「三年しか生きられぬのじゃあ。」となくおじいさんは、ごはんも食べずにふとんにもぐりこみ、病気になりました。

ある日、水車屋のトルトリが三年とうげでもう一度転ぶことをていあんしました。
「一度転ぶと三年生きる。二度転べば六年、三度転べば九年。何度も転べばううんと長生きできるはずだよ。」と言うのです。

しばらく考えていたおじいさんは、うなずき、三年とうげでわざとひっくり返りました。
そのとき「一ぺん転べば三年で十ぺん転べば三十年。百ぺん転べば三百年。こけて転んでひざついて、しりもちついて、でんぐり返り、長生きするとは、こりゃめでたい。」という歌が聞こえます。
うれしくなったおじいさんは、とうげからふもとまで転がり落ち、「百年も二百年も長生きできるわい。」とにこにこわらいました。
こうして、おじいさんとおばあさんは幸せに、長生きしたということです。