• 088-633-1611
時計塔

3年生理科特別授業(こん虫のかんさつ・植物の一生)

10月18日(水)は,環境アドバイザー布川先生による「こん虫のかんさつ」,11月10日(金)は,徳島県立博物館学芸員茨木先生による「植物の一生」についての授業をしてくださりました。

布川先生からは,【こん虫の体のつくりや生態】【こん虫の能力】【こん虫からうけているめぐみ】【こん虫のすみか(さがし方)】などについてプレゼンテーションや標本,生きているこん虫,書籍などの参考資料を用いてお話してくださりました。

こん虫の標本や,生きているこん虫を観察している様子です。

授業の終わりには,児童から「こん虫苦手やったけど少しだけ好きになった!!!」や「もっとこん虫のこと好きになった!!!」などの声が教室のあちこちから聞こえてきました。

こん虫に対する児童の苦手意識が軽減したり,こん虫好きの児童は,さらに興味が増したりするような授業をしてくださりました。

一方,茨木先生からは,たくさんの植物の種子の実物を用いて,植物のしくみや多様性について教えていただきました。種子のモデル工作もあり,種子の巧みさなどに気付くことができました。

こちらの茶色の枝豆のようなものは,「モダマ」という植物です。触ってみるととても堅く,左右にふってみるとカラカラと音がなりました。手に持ってみると思った以上に軽く,海流に乗って移動することで分布を広げていくということも説明してくださりました。

次に大きな岩のようなものは,「オオミヤシ」という世界で1番大きな種子です。今までアサガオや,ホウセンカなど小さな種子を勉強してきた子どもたちは,初めて見た大きな種子に驚きを隠せませんでした。

授業の最後には,種子のモデル工作しました。種子のモデルを高いところから落とすことにより,実際の種子のようにふわふわとよく浮いて遠くへ飛んでいくことを観察することができました。

徳島県環境アドバイザー布川先生,徳島県立博物館学芸員茨木先生,子どもたちの学びのために授業をしてくださりありがとうございました。