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時計塔

4年生高齢者疑似体験

6月17日に高齢者疑似体験をしました。

今、4年生では総合的な学習の時間に~ともに生きる~をテーマに学習しています。

徳島県介護実習・普及センターの方を招聘し、高齢者の身体の感覚が分かる器具を付けたり、車椅子体験をしたりしました。

下の写真は、車椅子体験をしている様子です。

「思った以上にスピードが速くて怖い」「段差がびっくりした」など乗ってみて気付いたことを口にしていました。

車椅子をおしていた児童は、その発言を聞いて、ゆっくり車椅子をおしてみたり、段差を通るときは声をかけてあげたりするなどの工夫が見られました。

下の写真は自助具・福祉用具を体験している様子です。

わずかな力で掴めるお箸や、すべりにくいように加工されたお皿、片手で爪を切ることができる爪切りなど様々な自助具・福祉用具を体験していました。

下の写真は、重りなどを装着して高齢者の感覚を体験している様子です。

腕や足首に重りをつけ、目には視界が狭まるゴーグル、耳には音が聞こえなくなるヘッドフォンをつけるなどをして高齢者に近い感覚を体験していました。

授業後には「困っている人がいたら助けてあげたい。」「おじいちゃん、おばあちゃんの力になりたい。」「高齢者の気持ちが知れてよかった。優しく関わりたい。」などたくさんの感想や、これから自分について、体験前より前向きで思いやりのある発言が増えてきました。

徳島県介護実習・普及センターのみなさま、ありがとうございました。