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10月6日の給食

 今日の献立は、「ごはん、牛乳、中華丼の具、ターサイパオズ、梨ゼリー」です。

 今日は、「梨」のお話です。

 シャリシャリとした食感とみずみずしさが魅力の梨は、8月から10月に収穫されます。シャリシャリとした食感の正体は、「石細胞」という硬い細胞の壁です。日本で多く栽培されている、和梨(日本なし)は、果肉のなかに「石細胞」が多く含まれるため、シャリシャリとした独特の食感になります。対して、西洋なしは、「石細胞」が少ないので、とろけるようなやわらかさがあります。

 梨は、日本で栽培される果物の中でも、歴史が古く、弥生時代にはすでに食べられていたようです。また、日本書記にも栽培の記録が残っていて、江戸時代には品種も増加しました。現在のような甘みが強く、果肉のやわらかい梨は、明治以降に品種改良されたものです。「幸水」「豊水」「新高」などたくさんのおいしい品種があります。

 今日は梨ゼリーです。おいしくいただきましょう。