11月の朝会

 11月5日(火)、体育館で全校朝会をしました。はじめに、表彰を行いました。市や県の陸上記録会、子ども美術展の絵画、置市記念作文等々、たくさんの表彰がありました。校長先生からは、次のようなお話がありました。


おはようございます。11月に入り秋がずいぶんと深まってきました。みなさんはこの秋,何をがんばっていますか。何に夢中になっていますか。校長先生ががんばっていることは,「早寝早起き朝ご飯」です。夢中になるほど取り組んでみたいなと思うことが,読書です。今朝は,読書についてお話します。

 よく「本を読むことはよい」と言われます。読書は,どんなところに楽しさやよさがあるのでしょう。その点を今日は,みなさんに少しお話しできたらと思います。 
まず第1に,たくさんの方面から物事を見ることができるようになります。多くの本から得られるものは,一つの考え方やアイディアに決めるのではなく,物事をいろいろな角度から考え,自分の考えをもつことにつながります。 
第2に,知識が増えます。多くの本からたくさんの知識が頭の中にどんどん入ってきます。それらの知識をどのように使っていくかは,その人によりますが,正しい知識をできるだけたくさん吸収したいですね。 
第3に,想像力が鍛えられます。実際の風景を写した映像でもなく,ゲームのような作られた映像でもない。読む文字から自分の頭の中で創造しながら,いろいろな景色や場面を思い描いて,読み進めていく。このことが,想像力を強くします。 
読書を続けることで,「人生が楽しくなる」,「考え方がいろいろもてるので,余裕ができる」,「感覚が豊かになる」,「自分に自信がついてくる」などのよさが出てきます。 
このように,読書の魅力を長い一生で味わっていくには,やはり,小学生のころから本に親しむことが大切です。ぜひ,みなさんにとって,本がより身近になるようにしていきましょう。

 最後になりましたが,今月20日(水)は、どの学年もバス遠足になっています。遠足は、遊びではなく,学校を離れ校外で学習する活動です。「おはようございます」「よろしくおねがいします」「ありがとうございました」など,時と場に応じたあいさつ。人の話をよく聞き他人に迷惑をかけない。約束やきまりを守り,安全第一で行動する。普段の生活では経験できないものを見て聞いて感じて,豊かな体験をしてきてほしいと思います。

 生徒指導の先生からは、11月は、いじめ防止月間であること。今月は、いじめ防止についてクラスで話し合い、11月の生活目標を決めてくださいという旨のお話がありました。