保護者様 北島南小学校長
家庭学習の手引き ― 家庭で学習する習慣を身につけるために ー 日ごろは,本校教育にご理解とご協力をいただき,ありがとうございます。
さて,小学校での学習は,将来社会人として自立するための基礎となるものです。学校では,家庭との連携を大切にしながら,自立の基礎となる学力を高めるために日々努力しています。ご家庭におきましても,子どもたちが自分から机に向かう習慣をつけることや,自分の課題に応じた家庭学習を工夫する力を身につけることで,学力は何倍にも高めることができます。そこで,本校では家庭学習の目安となる「家庭学習の手引き」を作成しています。子どもたちの学力向上に向けて,家庭学習の習慣が身につくように,ご協力やご支援をよろしくお願いします。
保護者の方にお願いしたいこと 1. 基本的生活習慣の定着〈生活のリズム作り〉 ・ 早寝・早起き・朝ご飯を定着させる。
・ 学習用具の準備ができているか確認する。
2. 学習時間の確保〈学習のリズム作り〉 ・ 我が家にあった学習のリズムを作る。
・ 机に向かい,何時から何時まで学習するか話し合う。
学習時間のめやす 低学年…30分中学年・・・45分高学年・・・60分 3. 学ぶための環境作り〈学習への集中〉 ・ 勉強するときはテレビや音楽を消す。
・ 机の上をきれいにさせる。
4. 見守る・褒める・励ます〈やる気・根気を生む〉 ・ 子どもの学習に目を通し,温かい声をかけてください。
・ 小さなことも褒めたり励ましたりしてください。
5. 学校との連携〈協力・連携体制〉 ・ お子さんの学習の様子で気になるところは,いつでも気軽に学校や担任にご相談ください。
家庭学習の方法・内容《低学年では》 - 家庭学習を習慣づけるために - ・ お子さんの宿題ができているか,毎日確認をお願いします。
・ 学習している単元の音読を,毎日くり返しすることが大切です。家事をしながらでもよいので子どもの声に耳を傾け,声かけをお願いします。
・ 1年生のたしざん・ひきざん,2年生のかけ算では,計算カードを使って定着を図りたいと考えています。1枚ずつめくって答えが言えるようになったら,カードの順番を変えたり,よくまちがえるカードだけを抜粋したり,速さを計ったりしてみてください。また,カードをばらして,答えを言ってカードを取る計算カルタを親子で楽しんでください。
家庭学習の方法・内容《中学年では》 1.まず,宿題をします。
2.次に,自主勉強をします。
〔自主学習の仕方〕 ・ 漢字ドリルや計算ドリルを使って,漢字や計算の練習を繰り返す。
・ 習った漢字を使って,熟語や短文を作り,ノートに書く。
・ プリントやテストを見直し,間違えたところやわかりにくいところを復習する。
・ 国語・算数・社会・理科の時間に習ったことをノートにまとめる。
(大切なところには,アンダーラインを引く。) ・ 読書をする。
・ 音読をする。
・ 自分の興味があることについて調べてみる。
※ 中学年で自主勉強の習慣を身につけさせてください。
家庭学習の方法・内容《高学年では》 1. まず宿題をします。 2. 次に自主学習に挑戦します。 3. 仕上げでしっかり復習をします。
〔自主学習の仕方 (できることから始めて,こつこつ続けよう!)〕 ・ 漢字ドリルや計算ドリルを使って漢字や計算の練習を繰り返す。
・ 音読,短歌・俳句や詩などを暗唱する。
・ 漢字や分からない言葉を辞書で調べ,その漢字や言葉を使った熟語や短文作りをする。
・ プリント,テストを見直し,間違えたところや分かりにくいところを復習する。
・ 教科書やノートを見直し,自分なりに自主学習ノートにまとめる。
(大切なポイントや覚えるべき出来事,人物,実験結果や分かったことなど) ※ 大切なところにはアンダーラインを引くなど工夫をする。
・ 読書をしたり新聞を読んだりする。
・ 自分の興味のあることについて調べてみる。