7月4日(木)。1年生が校内の研究授業で、国語の学習に取り組みました。「動物はどのようにして身を守るのか」という説明文を読み、その文を元にしてクイズをつくり2年生の皆さんに答えてもらおうという内容です。1年生はこれまでの授業で、スカンクやハリネズミといった動物がどのように身を守るのかという説明文を読み、体の特徴や身の守り方が説明文のどの部分に書かれているかを探し、線を引いたり、プリントに書き出したりする学習をして、本日の授業に臨みました。
文を構成する「て」「に」「を」「は」や、「、」「。」の位置などにも気をつけながら、文章を抜き出し、自分が担当する動物のクイズをつくっていきました。今回の授業では、担当する動物の説明文をタブレットを使って直接線引きを行う学習を行いましたが、色の使い分けや、直線の引きかたなどもできるようになっています。ICT機器の活用スキルが直感的に身についていることを実感しました。また、自分の担当するクイズができあがった児童が、担当以外の動物クイズにも挑戦する姿が多く見られるなど、主体的に学習に取り組む姿勢も多くの児童から見て取ることができました。
授業の終盤には、担任が1年生役、1年生の児童たちが2年生役となり、クイズを出す際に注意しなければならないことをロールプレイによって体験させていました。注意してほしいことを先生が説明するのではなく、演技しながら1年生に見てもらうことで、1年生たちは、「声が小さい」「聞こえない」「早くしゃべりすぎてわからない」など気をつけてほしいことに気づくことができました。45分の授業があっという間に過ぎてしまうほど、1年生たちががんばっている姿を見て、入学から3ヶ月で大きく成長していることを実感することができました。今後の更なる成長が楽しみです。