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令和7年度学校通信「校長室の窓から」第1号

新1年生27名を加え、全校児童250名で令和7年度がスタートしました。2週間が経過し、各学年では学習や生活の役割分担や係が決まり、本格的な学習が軌道に乗ろうとしているところです。

先週の家庭訪問では貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。今週23日(水)には授業参観とPTA学年部会を予定しています。新しい学年、学級での学習の様子をご覧いただくとともに、学年部会にも是非ご出席いただければ幸いです。

なお、PTA総会は本年もみなし開催とし、議案について書面での承認をお願いしています。ご協力よろしくお願いいたします。

●本年度の学校教育目標について

本年度も、学校教育目標を「知・徳・体の調和がとれ、人権尊重の精神をもった、人間性豊かな児童」の育成を目指します。

学ぶ楽しさ分かち合う

本年度の学校作りのスローガンを、校歌の一節にもある「学ぶ楽しさ分かち合う」としました。

先日校内巡視の際、低学年の教室で、隣の子同士が楽しそうに話している様子を見かけました。国語の自分の好きなことを紹介し合う活動だったようで、嬉しそうに話す表情と、相手にしっかり目を向けて聞く姿勢がとても印象的でした。話し合い、聞き合いながら学ぶことで、学びが一層楽しいものになることを実感させる光景でした。

かつて美馬町では、認め合い、支え合う集団作りを基盤とし、小さな集団である班の中で安心して互いの考えを出し合い、そして学級全体で話し合うことで、考えを深め、互いに高め合うという学習形態が、小中学校あげて推進されました。一人一人を大切にするこの教育実践の要素は、これからの学習に求められている「協働的な学び」にも通じるものと考えます。ともに学ぶことで、学ぶ楽しさを分かち合える、そんな学びにあふれる学校作りを目指していきたいと考えています。

本通信も、このスローガンをタイトルとし、児童の活動の様子をお知らせしていきます。本年度も美馬小教育にご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

本年度の学校経営グランドデザインを添付していますので、あわせてご覧ください。

●週時程(日課表)の変更について

昨年度末に一斉メールでお知らせしたとおり、本年度から週時程(日課表)を変更しています。これは、年間総授業時数が学習指導要領の定める標準授業時数を大きく超過しないよう、授業時数の適正化を図ること、また、6時間授業の日を減らしたり下校時刻を早めたりすることで、児童や教職員の負担を軽減し、より豊かな学びを実現することをねらいとしています。改めて、変更点等についてお知らせいたします。

具体的な変更内容は次のとおりです。

○2年生、3年生の木曜は、4年生以上と同様短縮日程による6時間授業を行い、15時下校とします。これにより、16時下校の曜日が昨年度と比べ1日減となっています。

○4年生以上は週の授業時間(クラブ活動、委員会活動を除く)を昨年度までの29から28とし、15時下校となる曜日を1日増やしています。

各学年の通常日課における下校時刻は、次の表のようになります。

各学年の通常の下校時刻
1年生 15:00 15:00 15:00 14:10 15:00
2年生 15:00 15:00 15:00 15:00 15:00
3年生 16:00 15:00 15:00 15:00 16:00
4年生 16:00 16:00/15:00 15:00 15:00 16:00
5・6年生 16:00 16:00 15:00 15:00 16:00

※木曜は2年生以上の学年は短縮日程で6時間授業を実施します。

※4年生の火曜は、5・6年生の委員会活動がある日(月1回)は15:00下校となります。

4年生から6年生は週あたりの授業時間が1時間減ることになりますが、年間40週程度の授業日の確保(標準時数は35週)、学校行事等にあてる時間の精選、短縮6時間日程の活用などにより、各教科等の総授業時数を確保します。

この変更で生まれる児童下校後の時間を、職員研修や授業準備等に効果的に活用し、質の高い授業、豊かな学習活動につなげていきます。

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