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令和7年度学校通信「校長室の窓から」第5号

●ゾーン30プラスが導入されました。

既にお知らせしたとおり、美馬小中学校、認定こども園周辺道路において、9月1日からゾーン30プラスが導入されています。ゾーン30プラスは、最高速度時速30kmの区域規制と物理デバイスの設置を組み合わせて、人優先の安全な空間の整備を図るもので、美馬市内では江原地区に続いて2か所目の導入となります。本区域では美馬インターチェンジを出入りする車両の速度超過の懸念もあり、通学路とする子供たちの一層の安全を図るため、地域の関係団体、諸機関の皆様のご尽力により導入の運びとなりました。保護者や地域の皆様にとっては、学校周辺の道路がポールやハンプなどで走行しづらくなった面があるかと存じますが、子供たちの安全のために、安全運転にご協力お願いいたします。

子供たちにも、9月の朝会の中でゾーン30プラス導入について紹介し、地域の方々が皆さんの安全を願っていること、自分たち自身も安全に心がけて生活しなければならないことなどを話しました。「車の方がよけてくれる」「ゆっくり走ってくれる」などの意識をもつことなく、「飛び出しは絶対しない」「横断歩道を走って渡らない」など、交通安全について繰り返し指導していきたいと考えています。

今朝は、秋の交通安全運動期間の取り組みとして、美馬警察署や地域の安全を守る会をはじめ、交通安全協会や母の会、さらには地域自治会等の皆様のご参加のもと、交通安全キャンペーンが実施されました。このキャンペーンには5年生の児童も10名参加し、通行するドライバーの皆さんに交通安全を呼びかけました。

笑顔でチラシを受け取っていただき、子供たちもとても嬉しそうでした。

●1学期ご協力ありがとうございました。

10月10日で1学期が終了します。保護者の皆様には行事や学年の活動にご協力をいただき、誠にありがとうございました。2学期も引き続き、学年や学級の活動に保護者の方のサポートが必要なときにはお声かけいたしますので、是非ご協力いただけますようお願いいたします。

●教育活動へのアンケート(前期)にご協力お願いします。

本校では、教育活動の成果を検証し、学校運営の改善と向上を図るための学校評価を、年間2回実施しています。この評価指標の一つとして、保護者の皆様と児童を対象に、教育活動についてのアンケートを行います。1回目(前期)のアンケートを、1学期末までにさくら連絡網で配信いたしますので、4月からこれまでの状況をご評価いただき、ご家庭から代表して1件、ご回答をお願いします。より正確に実態を把握するため、全家庭の回答がいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

●よろこびをひとからひとへ

職員室横の廊下には、月ごとに詩が紹介されています。9月は与田準一さんの「ぶどう」という詩でした。「よろこびをひとからひとへ」で結ばれるこの詩には、なんともいえない温かさと優しさが感じられます。30年以上も前の話ですが、この詩のような雰囲気の学級にしたいと、学級通信のタイトルを「ぶどう」とした若い教師が美馬町内小学校におりました。(もしかしたら第1号で頓挫していたかもしれませんが。)

今の美馬小学校の子供たちには、友達の頑張りに自然に賞賛の拍手をおくったり、失敗した子やくじけそうな子に「いけるで。」と励ましの言葉をかけたりと、この詩のイメージと重なる部分が随所に感じられます。廊下でこの詩を見るたび、嬉しい気持ちになるのと同時に、この子供たちの良さを一層伸ばしていかなければならない責任を改めて感じているところです。

著作権の関係でここに詩を掲載することができませんが、平易な言葉で構成された覚えやすい詩なので、お子様にどんな詩なのか是非聞いてみてください。