笑顔と感動に包まれた、長原小学校 最後の「ふれあい運動会」

令和8年3月31日、長原小学校は125年の歴史に幕を下ろし閉校を迎えます。その長い歴史の中で、令和7年5月24日に開催された「ふれあい運動会」は、特別な意味を持つ一日となりました。現在在籍する6年生はわずか3名。けれどもこの日、会場には130名位の皆さまが集い、世代を越えて運動会をともに楽しみました。

通常の競技中心の運動会とは異なり、今回の「ふれあい運動会」は、地域の皆さまと心を通わせることを目的に企画されました。バルーン対決では、参加者全員が風船を投げ合い、会場中が笑い声と歓声に包まれました。阿波踊りの乱舞では、体育館いっぱいに広がる踊りの輪ができ、まるで学校全体が踊っているような一体感に満ちあふれました。そして最後は、参加者全員による校歌の斉唱。長原小学校の思い出が詰まった歌声が、体育館いっぱいに響き渡り、多くの方がそのひとときを噛み締めていました。

「小さな学校だからこそできる、大きな感動」

長原小学校の最後の運動会は、まさにそんな言葉がふさわしい、心温まる一日でした。

ご協力くださった、保護者の皆様、徳島県レクリエーション協会の皆様をはじめボランティアの皆様、そして参加してくださったすべての皆様、本当にありがとうございました。