研究主題

主題「豊かな心を確かな学力をはぐくむ学習活動の創造」

-人を人として大切にすることができる子どもの育成-

主題設定の理由

 西麻植地区では、部落差別をはじめとするあらゆる差別の解消に地域をあげて取り組んでいる。本校では地域人権教育の願いを受け、人間として美しく生きるための教育の創造をテーマに、仲間を大切にすること、仲間とともに生きることの意義を学校教育の基盤として取り組んできた。
一方、複雑な社会環境の中にあって、子どもたち一人一人に確かな学力をつけることは、学校教育の基本的な役割であり、重要な課題である。学ぶ意欲を高め、基礎・基本を確実に身につけさせ、獲得した学びを様々な場面に生かしていけるような学習活動を積み重ねていくことで、複雑な環境や変化に主体的・創造的に対応し、たくましく柔軟に生き抜くことができる力を培いたい。
本校は、令和4，5年度、生きて働く書写教育を目指して、児童の主体的・対話的な学びにつながる授業改善について研究した。今年度はこの研究を踏まえ、目的意識や相手意識をもたせ、児童の意欲関心を高めることで、確かな学力の定着を図るとともに主体的・対話的で深い学びについて追求していきたいと考える。
地域や家庭の願いと学校の基本的役割を大切にし、豊かな心と確かな学力を柱に、一人一人の子供に寄り添い、最善の学習活動を創造していきたいと願い本主題を設定した。