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里浦町津波避難訓練

 1月19日(金)、里浦地区津波避難訓練を実施しました。町内放送の緊急地震速報に合わせて、小学校の他4か所の町内避難場所への避難が行われました。地域の方は避難後に各場所での解散となりますが、小学校では、里浦町自主防災会や鳴門市消防本部のご協力で、「煙トンネル」「消火器」「起震車」の各体験を実施しました。
本校児童には、休み時間の訓練実施を告げてなかったのですが、放送で各自が机の下等に一次避難し、その後、周囲のかけ声で運動場へ二次避難、全員参集後の「大津波警報発表」放送で校舎屋上へ三次避難と、冷静かつ安全に避難することができました。

 今回の訓練には、徳島大学環境防災研究センターの中野晋特命教授がお越しくださり、地震による校舎壁の崩落や地盤沈下による段差の発生、運動場の液状化等、避難時に注意すべきことについてご助言をいただきました。

 能登半島地震や今回の訓練を通して、私たち教職員は、地震発生時には想定外のことが起きることを念頭に、臨機応変な対応や行動をとって、必ず子どもたちの命を守りぬくことに全力を尽くすという思いを一層強くしました。

 今回の訓練の計画や準備等のお世話をいただいた自主防災会の皆様や消防団・婦人会等地域の皆様、体験活動にご支援いただいた鳴門市消防本部様、お忙しい中、来校くださりご指導をいただいた中野晋特命教授様、市危機管理局長様、子どもたちの命を守る意識と行動を育てるためにお世話になった全ての皆様に感謝いたします。

図書室のようす
運動場へ避難
校舎屋上へ避難
起震車体験
煙トンネル体験
消火器体験
地域の皆様も参集
中野晋先生からの講評
児童代表お礼のことば