この日の朝会では,まず鳴門市小学校陸上記録会をはじめとする各分野での表彰がありました。
次に、人権教育推進月間(11月10日~12月10日)を前に校長先生から人権についての話がありました。校長先生が「人権とは何でしょうか」と問いかけると、子どもたちは「幸せであること」や「自分や人が幸せに生きる権利」などと答えていました。人権を守るためにいじめは絶対に許されることではありません。校長先生の話は、そのことに関する話でした。
いじめをなくすために「人のいやがることをしない」「自分がされて嫌なことは他の人にしない」「かげで人の悪口を言わない」などと考えている友だちがいました。でも、何かを『しない』だけでいじめはなくならないのです。スローガンの『笑顔いっぱいみんなで創る楽しい学校』には続きがあります。それは『~気付き、考え、行動しよう~』という言葉です。これを実行することが大切です。まずは、まわりをよく見て、しんどい思いをしている友だちがいないか、おかしいことはないか、気付いてください。気付いたら、次は自分に何ができるのかよく考えてください。最後は考えたことをすぐに行動に移してください。一人で行う勇気がないときは、誰かを誘っていっしょに行動してもいいです。いじめられた人がい一番つらいのは、つらい自分に気付いて助けてくれる人がいないことです。
子どもたちは、真剣に耳を傾けて聞いていました。
これからも学校生活の中で起こるいろいろなことについて、「何がよくないことなのか」「どうすればつらい思いする人をなくせるか」「どうすればみんなの人権を大切にできるのか」みんなで考え、学んでいきます。11月の参観日は人権に関する授業を各学級が公開します。学んだことを生活の中で実践し、里浦小学校をより笑顔いっぱいの楽しい学校にしていきます。