2年生が運動場のはしっこや,のび太の土管のほうにちらばってしゃがみ込んでいます。
何をしているのか見に行くと,うれしそうに近づいてきて,両手を差し出します。
手のひらにはダンゴムシやバッタ。
生活科で学校の生き物を探しているんだそう。
子どもたちの発達には,人工物ではなく天然自然のものに囲まれていることがとても大切なことだと,たしか養老孟司さんが話されていました。
生き生き,きらきらした子どもたちの目を見ると,ほんとうにそうだなと思います。
この時間はダンゴムシとバッタに的を絞って探していましたが,足下のクローバーにはセイヨウミツバチとニホンミツバチが仲よく飛んできていました。
ヤマモモの実もずいぶん色づいています。
身近な自然を意識して,ほんの少し目をやると,様々な生き物の姿に出会います。道ばたの植物からも,自然のたくましさに驚かされる毎日です。
宝田は,まだまだ身近な自然が残っているすばらしい所です。
気づいてますか。