5月10日に、地震を想定した避難訓練を行いました。緊急地震速報の電子音に続いて強い揺れの音を放送で流すと、子どもたちは机の下に入る避難行動をとりました。事前に指導された「机の脚をしっかりと持ち、頭を守る」行動です。そのあと、揺れがおさまったことから、運動場への避難です。「おさない・かけない・しゃべらない・もどらない」の約束を守り、運動場に集まりました。そこで、防災主任からの避難行動の振り返りが行われ、私からは「南海トラフ地震の震度」について、30年以内に70~80パーセントの確率で起こること。その震度は、「6強」と予想されていて、立っていられない状態になること。机の足をしっかり持たないと頭を守れないくらい揺れること。登下校時に地震が発生するかもしれないこと。ブロック塀に気を付けることなどを伝えました。次に、「避難3原則」について話しました。「想定にとらわれるな」大きな災害が起こるかもしれないと考えること。「最善をつくせ」そのときにできる一番よい方法で避難行動をとること。「率先避難者たれ」まず自分が先に避難すると、その姿を見て、他の人が避難でき、多くの人の命を救うことにつながること。話を聞く子どもたちの表情は、真剣でした。運動場から教室に戻り、避難訓練の振り返りを各学年で行いました。これからも「自分の命は自分で守ること」を、繰り返し指導していきたいと考えています。