人権教育講演会

10月4日、人権教育講演会を開催しました。今回は、徳島県人権教育指導員の上田託也先生をお招きし、「スマホや携帯・タブレット等でインターネットを使っても大丈夫?」という演題で、ご講演いただきました。子どもたちの発達段階に応じて、健康や学力、家族とのつながり、SNS関係のトラブル、ゲーム依存など、SNS等のインターネットの与える影響について分かりやすくお話していただきました。お話の中で、次のことが心に強く残っています。スマホを長く見ると、目や脳への影響が大きく、失明してしまったり、脳が正常に働かなくなり人を攻撃する思考になってしまったりする(怒りを抑えられなくなる、がまんできなくなる)。想像する力が育たない(読書では想像して読むことができる)。ぼうっとして、笑顔がなくなる。家族が仲よくなることも邪魔している(コミュニケーションをしない子どもになる)。子どもが自分で発信しはじめると要注意で、犯罪に巻き込まれることにつながる。このように上田先生から多くの警告を受け止めました。この内容は、子どもたちだけでなく、わたしたち大人も真剣に考えなくてはいけません。今回、保護者や地域の方々が20名ほどご参加いただきました。ありがとうございました。ご家族やまわりの方々に今回の講演内容を啓発していただけると有り難いです。もっと多くの保護者の方に聞いていただきたかったと感じています。詳しい講演の内容や児童、保護者の方々の感想を人権教育通信でお知らせしますので、ぜひご確認ください。よろしくお願いします。