10月7日、5年生の子どもたちが地域の方の田んぼで、稲刈り体験をさせていただきました。はじめに、鎌を使う手作業について、その方法やコツを教えていただきました。刈り始めると、稲の株をうまく握れず、力を入れて刈ることができない子どももいましたが、優しく丁寧に地域の方が声をかけてくださる中で、どんどん上達しました。次々に刈り進める子、刈った稲をたくさん担ぐ子、落ちた稲を大切に拾う子など、がんばりが多く見られました。刈った稲を抱え、順番にならび、地域の方に手渡した稲がコンバインの中へと入っていく様子も見ることができました。多くの方々が宝田小学校の子どもたちのために用意していただいたこの体験を通して、子どもたちは農家の人たちの努力やおいしく食べられることへの感謝、見守ってくださっていることへのお礼の気持ちなどを感じることができたと思います。宝田小学校の校章に「稲穂」があります。今回の体験活動で、実る稲穂のように、さらに成長した子どもたちです。地域の皆様、お世話になりました。