6年 「知的財産」出前授業

9月22日、6年生の子どもたちが「知的財産」について日本弁理士会四国会の方を講師に出前授業を受けました。知的財産権とは、特許権や著作権などのことであり、課題を解決するために考え、作り出されたアイデアや発明者の苦労を守ることの大切さを学びました。実際に、「野球観戦で、お皿とコップを片手で持って応援したいのだけど、どうすればいい?」という課題を解決するために工夫して工作をした子どもたちでした。はじめのうちは、いろいろ試行錯誤していた様子でしたが、アイデアが膨らみ、次々と改良していくことを楽しんでいました。持ちやすさ、便利さ、衛生的に、豪華さ、面白さなど、それぞれに工夫を凝らして自分だけの作品を作り出していました。そのあと、自分の作品を発表しました。講師の方から、大事なのは、ネーミングやコンセプトであることを教わりました。友達に作品を紹介することや仲間の作品のよさを認めることで、温かく和やかな雰囲気が教室に広がりました。この体験から、子どもたちは時間をかけて考えられたアイデアを大切にすることを実感したようです。講師の弁理士の方には、たいへんお世話になりました。ありがとうございました。