1学期始業式

みなさんおはようございます。そして進級おめでとうございます。先ほどの着任式では、新たに4名の先生方を迎え、そして明日には9人の新入生を迎え、新しい学年のスタートですね。
今朝学校へ来るときは、どんな気持ちできましたか。新しい先生はどんな人だろうかとか、担任の先生はだれなんだろうかとか、どきどきするような気持ちで来たかも知れませんね。
新しい学年になるにあたって何か目標を立てましたか。今の「これから頑張るぞ」という気持ちを大切に、いい1年にしましょう。
皆さんは人工知能って聞いたことがありますか。AIともいいますが、ロボットが自分で考えていろいろな仕事や自動車の運転、病院の手術などをするようになってきています。今でもAIアプリを使うと、日記や作文、読書感想文、さらには作曲したり絵を描いたり、たった数分でしてくれます。「それは楽でいい」と思うかもしれません。でもアプリに頼りすぎると、文を考えたり、自分の考えをまとめたりする能力が育ちません。自分の気持ちを相手にうまく伝えられず、誤解やけんかを生み出すでしょう。さらにはごめんなさいの謝り方もわからないので仲直りも難しい。コミュニケーション能力がないと大変です。
そのうち、頭の中に小型パソコンが埋め込まれ、データをダウンロードすることで「かけ算の九九をマスターしました」とか、「逆上がりのスキルを得ました」みたいなアニメや映画のようなことが可能になるかもしれません。皆さんはそんな世界に飛び込んでいくのです。「しっかり勉強・経験して、知識や技術を吸収する。」そんなチャレンジ精神をもってください。「無理」とか「難しい」とかいわず、まずはやってみましょう。失敗したらやり直せばいいのです。職員会で先生方にも同じことを言いました。
『向き不向きより、前向き』この言葉を贈ります。
さて皆さんは浦庄小学校の校訓を覚えていますか。「興道」です。意味は「休まず、心をこめ、力をあわせて、やりとげよう」です。皆さんがどんなことにも一生懸命がんばり、お友達にやさしく仲良くできて「学校に行くのが楽しいです」と思えるようになることを願っています。頑張っていきましょう。
これで始業式の話を終わります。