5年生の算数の授業の様子です。
整数には偶数と奇数があることや,その見分け方などについて学習しています。
先生が「今朝の運動会練習で,1,3,5年と,2,4,6年に分かれていたでしょう。あれも偶数と奇数ですよ。」と言うと,
「あぁ,そうか。」「なるほど。」「オレたち,奇数チーム。」の声。
教科書の問題を解いて,偶数と奇数についてはバッチリ理解できたようです。
ではこれからドリルの問題をしていきます。
先生が「こんな問題もあるので先に見ておきましょう。」とひとつだけ,みんなで考えることになりました。
問題は「27個のあめを兄と弟の2人で分けます。兄が偶数ならば弟は?」というものですが,子どもたちが反応したのはこの問題文の全半部分。
「27個のあめを兄と弟の2人で分けます。」という文を聞くやいなや,
「うわ,サバイバル!」
「1個あまる。」
「ひとつ捨てたら?」
「おばさんにあげたらいい。」
「1個ぐらい,弟にあげたらええ。」
教科書やドリルの問題を身近な生活にさっと結びつけて考える力,すごいですね。