4年生の社会の授業の様子です。
教科書には,江戸時代に用水の工事や新田開発で活躍した井沢弥惣兵衛(いざわやそべえ)という人について書かれた文章が載っています。
それを読んで,昔の用水の工事の様子について学習しています。
教科書には「短い期間で工事を終える」や「大きなきんちょう」といった言葉が並んでいます。
どうして大きな緊張を強いられたのかを考える中で,
「失敗したら米が取れなくなる。」
という意見が子どもから出ました。
「どうして米がとれなくなったら困る?」
「食料がなくなる。」
それに続いて,
「税金みたいなんが払えなくなる。」
という意見がでました。
「そうですね。前に出てきましたね。教科書の何ページでしたか。」
いっせいに教科書をめくって探し出す子どもたち。
どうやら見つけたようです。
「何ページですか?」
「134ページ。」
そこには「....作った米の中から決められた量を江戸の役所にとどけ,...。」とあります。
前に学習したことをしっかり覚えていて,今学習していることと関連付けて考えられるのはさすがですね。