4年生の国語の授業の様子です。
「同じ読み方をする漢字」の学習をしています。
「消火する」と「消化する」は同じ読み方ですが漢字が違います。
「消化する」の「化」は「化ける」の「化」ですね。
「変化」の「化」でもあります。
そうしたことから,なぜその漢字が使われているのかをみんなで考えています。
では,次の漢字。
「夜が明ける」と「箱を開ける」。
同じ「あける」ですが漢字が違います。
ペアでその理由を考えて発表します。
「夜が明けるとまぶしいから,『明るい』の『明』。」
そうですね。
おっと,もうひとり手があがりました。
「夜は『月』があって,朝になったら『日』があがるけん,『明』。」
ほぉ~,なるほど。
「これは先生も初めて聞きました。おもしろい。」
と,先生も言ってくれました。
ただ,問題なのはそのあとで....
「ところで,太陽ってどっちからのぼりますか?」
先生がたずねると,
「西?」
「西ちゃうん。」
あら....???
先生が天才バカボンの歌を紹介しながら「太陽が昇るのは東から」ということを説明してくれました。
子どもたちも納得してくれたようです。
授業が終わって職員室で先生とその話をしていると,私の耳には聞こえなかったのですが,
「北。」
という声もあったそうです。