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由岐小学校のタイトル

「生命の安全教育」出前授業

 9月3日(水)「生命の安全教育」の出前授業がありました。大阪からNPO法人えんぱわめんと堺の北野真由美先生が由岐小学校に来てくださいました。

 1~3年生の授業では、自分の体は自分のもの、どの子も大切な一人一人と教えてくださいました。自分の体を大事にするために、清潔にしたり、食べて寝て分解させて排泄するという生活のリズムを整えたりしましょう。お互いの体や心を傷つける言動をしないなどとても分かりやすく話してくださいました。子どもたちは、自分の大切な体について関心を高め、それぞれの名前も覚えようとしていました。

 4~6年生の授業では、北野先生が質問し、子どもたちは、そのことに自分が当てはまるかどうか、自分で考えて意思表示するという活動がありました。その活動のなかで、もし葛藤したり、迷ったりしても、自分で決めたことを大事にすること、人数の多いほうに流されるのではなくて、「違いは宝物」であること、だから考えの違う少数の人の話を聴いてくださいというお話に、気持ちが少し軽くなり、心持ちが明るいほうに変わった子どももいます。また、模型や絵本で、思春期の体や心の変化や手当の仕方、体調の悪いときの対処法、周りの人の優しい接し方など具体的に学ぶことができ安心した子どもも多かったと思います。

 北野先生は、由岐小学校の私たちに「聴」という言葉のなかに耳と目と心があると気づかせて「目、耳、ハートは聴く合図」という素敵な言葉を残してくださいました。これがまさしく、「人を大切にする」ということですね。