生徒たちによるスクールマナーの規定変更

　昨年度から、生徒会を中心に下靴と靴下の色について検討を重ねてきました。自分たちが短絡的に自由を求めるのではなく、「よりよい相中にするために」、なぜルールが必要なのか、少数意見も取り入れながらどのように納得解を導き出すのかを大切に議論を進めてきました。そして、新年の決意発表会の後、生徒会の方から規定の変更の報告があり、次のような話しがありました。

「前生徒会本部役員の意志も受け継ぎ、さらに私たち5名（新生徒会役員）でも話し合いを行いました。自分たちの提案が認められ、靴下も靴も色の選択が広がり、私たちに委ねられます。
私たちは、『学校』は2学期に行った総会でも話し合われたように『コミュニケーションをとる場』であり、『意見を出す場』だと思っています。そして、『勉強をする場』『ルールを守る場』『社会性を身につける場』と考えています。色だけではなく、靴下や靴それぞれに決められているルールがあります。スクールマナーを守り、マナーと自分自身のことを見つめ直し、全員で相中を過ごしやすい学校に、よりよい学校にしていきましょう。」

本校のめざす生徒像「互いのよさを認め合い、夢に挑戦する相中生に」をまさしく実践する一歩となりました。これからも「主体的に生きること」、「自他を生かすこと」を大切にしていってもらいたいと思います。