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空野の雪に見守られて

校長室から見える高越山に「空野放牧場」があります。戦後、開拓された集落です。高度経済成長と共に離農者や転居者が増え、現在、廃屋や分教場跡が残されているそうです。その放牧地に雪が積もり白くなると、一段と冷え込みが厳しくます。「空野(あきの)に雪があるうちはなかなか暖かくならない。」と言われます。これから,空野の雪が、私たちを見ていてくれます。

12月10日オープンスクール「友達新聞」づくり
異学年ペアでのインタビューと新聞づくりを行いました。意外な趣味や、抱いている夢を語り合い、聴き合い、新鮮な気持ちの時間でした。1人1台タブレットだから、書き直しも簡単、写真もその場で取り込め便利です。 多くの保護者のみなさんに参観していただきました。ありがとうございました。

12月13日15日EdTech活用推進事業公開授業&気軽な勉強会
今週は、2年生社会と3年生特別の教科道徳の2本の公開授業を実施しました。社会では「近代産業の進展」、道徳科では「SNSの情報発信」について考えました。授業では、「思考スキルと1人1台タブレット」を活用することで、子供たちに授業の主導権を渡すことを目指しました。「指示されたとおり考え、正解を求める授業」から「自分たちで疑問に思ったことを、調べたり話し合ったりして、納得する授業」をめざします。社会で生きるための基盤づくりです。とはいえ、私たち教員も、自分たちが経験したことのない授業づくりに悩みます。だから、話し合いながら進めています。子供たちのひたむきな取組がヒントになります。

3年生の教室では、もう面接の練習が始まっていました。タブレットに録画しながら、自分たちの姿を確認します。ここでも、先生から指導を受けるだけでなく、自分たちの気づきを成長の糧にします。タブレットはそのための有効なツールです。

週末、一段と寒くなりそうです。暖かくして、お過ごしください。
穴吹中学校長 濱田雅子