人権学習（災害時の人権：クロスロードゲームを通して）

　ある生徒（3学年）から「全校で災害時の人権について考えたい」との希望があり、生徒が企画し実施しました。今回の学習は「災害対応を自らの問題として考え、様々な意見や価値観を参加者同士で共有することにより、互いの人権を尊重し、よりよい人間関係を築くコミュニケーション能力 を養う。」ことを目的に行いました。 災害対応においては、必ずしも正解があるとは限らず、過去の事例が 常に正解でないこともあります。ゲームを通じ、誰もが誠実に考え対応することが大事であると参加者全員が気づけたと思います。
【生徒の感想】
・クロスロードゲームというので簡単に気楽にするものだと思っていました。しかし、ものすごく考えさせられるものでした。同じ班の人の意見や違う班の人の意見を聞いて一人一人考え方が違うんだなと思いました。いつから計画していたのかはわからなかったけれど、全力で企画してくれたんだなと思いました。
・クロスロードゲームでは一つの意見だけではなく様々な視点から意見が出てきてとても興味深かったです。災害時にどう行動するのかで自分の人生を大きく変えることが今回の学習で分かりました。いつ災害が起こるか分からないので日頃から災害に備えたいと思いました。