廊下を歩きながら授業を見ていると、つくづくすべての先生方がICT機器を駆使していることに気付かされます。若手はもちろん、ベテランと呼ばれる先生方も一様にプロジェクタでデジタル教科書などを活用していて感心させられます。
などと考えながら授業を巡っていると、今日はいつも使っているデジタル教材を使わずに、カードや掲示物を使って板書している先生がいらっしゃいました。
これはこれで良いもんだなあ。
と感じました。
私も昔は、授業で単語カードを使うのを得意にしていましたが、今は単語はデジタル教科書で提示することになっており、そもそも紙の単語カードなどないのです。
今日参観した授業は、生徒にとっても見やすいし、情報が整理されている感があって、デジタルよりもかえって見やすいような気もしました。
板書を丁寧にしてくれている先生、子どもたち一人一人と会話している先生などそれぞれの先生方が個性を活かして授業をしてくれています。
デジタルも良いですが、アナログも捨て難いとつくづく感じました。