本学校区は阿南市の中央部にあり、東に橘町、西に桑野・山口町と広範囲にわたる。
橘町は阿波の松島と呼ばれ、天然の良港のある漁業の町、近年は県南の工業開発の中核として発展してきた。
桑野・山口町は、いにしえより丹生谷に通ずる土佐街道の交通の要所であり、農業の町として栄えてきた。
昭和53年4月1日、橘中学校と桑野中学校の統合により、人材育成の道場として創立された阿南第二中学校は、両町の交流の架け橋的な役割を担ってきた。したがって、本校教育に対する保護者・地域住民の期待・関心は高く、たいへん協力的である。
しかし、最近の少子化に伴い、生徒数は開校時の約3分の1と減少の一途をたどっている。