2年生の人権学習の一環として、ハンセン病元患者の方々の人権について考える学習を進めています。本校の人権教育主事でもある2年学年主任の熱い思いで、この日2年生の生徒たちが香川県にある国立療養所大島青松園訪問が実現し、施設見学・フィールドワーク・そして入居者の方との交流を行いました。偏見、差別に苦しんでこられたハンセン病元患者の方々もだんだんと高齢化が進み、生の声を聞く機会が減っていると聞きます。今回の訪問では徳島県人会長さんから話をしていただき、生徒たちにとって本当に貴重な学びの機会となりました。人権問題は正しい知識と理解、そして自ら考え行動に移していくことが大切だと思います。生徒たちは施設見学や、入居者の方との交流を通して、この問題の本質を理解し、差別や偏見をなくすために自分たちにできることを考えて欲しいと願っています。