爽やかな青空が広がった本日、午前中に新野こどもセンターの園児の皆さんが、遠足で本校グラウンドを訪れてくれました。9時半頃に訪問予定と聞いていたので、「まだかな?」と9時半頃グラウンドを確認すると、きちんと並んで列を作って、先生方と一緒に野球グラウンドの向こう側の道を歩いてきているところでした。色とりどりの帽子をかぶっています。きっとクラスが分かるように色を分けているのでしょう。熱中症対策にも帽子は有効です。先生方にしっかり見守られ、のびのびと活動していました。
図書館サポーターさんも来校してくださいました。図書室に新しい課題図書コーナーを用意してくださいました。中学生用の課題図書は、ほとんどが文字数がびっしりで「ちょっと…」と思ってしまいがちですが、サポーターさんから「これならどうかな?読みやすいよ」と薦められて、1年生が興味をもって本を手に取っている姿を見て、うれしく感じました。
5時間目、3年生は技術の授業でした。前回の続きのスペースブロックのプログラミング学習をしていましたが、いつの間にか生徒のタブレットで行う作業スピードが速くなっていて、次々にLEDをプログラミングで点灯させ、級友の作品を見てさらにそれぞれが工夫する姿が見られました。
6時間目は、全学年総合的な学習の時間でした。1年生は、遠足のしおりを再度確認しながら、防災学習の振り返りを書いていました。
2年生は、修学旅行の振り返りを書いていました。書きながら、互いに思い出を語り合う姿が見られ、楽しそうでした。
3年生は、県中学校人権教育研究会が作成している『わたしの願い』という教材集を活用し、女性の人権問題について学習していました。生徒は思ったことを率直に言葉にし、先生の発問に答える姿が見られました。授業後に、生徒のワークシートを見させていただくと、「男女を区別することは悪いとは思わないが、男女どちらかが不利になるような表現はよくないと感じる」などの生徒の考えが書かれていました。人権学習では、担任の先生は事前にしっかり資料を読み、生徒の発言を予想しながら授業の構成を練り、特に生徒に考えてほしい中心となる発問を考え、授業を行っています。ワークシートの作成にも、学年の先生方で相談しながら、時間をかけて取り組んでいます。授業を通して、生徒の人権感覚が少しずつ磨かれていることに、本当にありがたくうれしく感じました。
放課後は、英語検定を実施しました。筆記試験とリスニング試験を合わせると、1時間以上集中して取り組んでいました。生徒が一生懸命頑張っている姿を見ると、検定に合格することは目的ではありますが、こうして積極的に検定を受けて、問題に取り組むこと自体が本当にすばらしいことだと感じます。これからも英語の学習をこつこつ続けてほしいと願っています。