午後1時30分より、美波町コミュニティホールにおいて、本校民芸部が出演させていただきました。太夫と三味線を中村園太夫座の方にご協力頂き、「傾城阿波の鳴門順礼歌の段」をご披露することができました。3年生にとっては、校外で開催される最後の公演であり、これまでの活動の集大成にふさわしいステージでした。プロの方が美しいアナウンスで本校民芸部の紹介をしてくださって、幕が上がりました。表現力豊かな三味線と太夫に、決して引けをとらない、本校生徒の堂々とした態度と繊細な人形遣いに、何度観ていても今回も人形浄瑠璃の舞台に引き込まれ、心が動かされる場面がありました。現在も新野町で活動なさっている中村園太夫座の、座長さんをはじめ、温かい座員のみなさまに支えていただき、徳島のすばらしい伝統文化を受け継ぐ役割を、本校生徒が担わせていただけていることに、本当にありがたいとつくづく感じます。3年生が引退すると、部員数は大きく減り、これからの活動については不安でいっぱいですが、3年生最後の発表となる新中祭でのステージに向けて、今を大切に、皆で力を合わせて頑張ってほしいと願っています。保護者のみなさまにおかれましても、日頃よりご協力をいただき、心より感謝申しあげます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。