• 0884-44-2045
羽ノ浦中学校トップページ上部

識字学級との交流

本校ではこれまで阿南市内の識字学級と継続的に交流を行ってきましたが、コロナ禍で途絶えてしまっていました。そこで、この交流を再開するにあたり、生徒だけでなく、保護者にも一緒にさんかしてもらい、共に部落差別について考える機会となるよう企画するようになりました。

2年生の生徒を対象として希望者を募り、その保護者にも参加してもらっています。会場までの送迎は保護者にお願いしています。

はじめは緊張した面持ちだった生徒も、学級生や共学者の方と会話をするうちに次第に打ち解け、笑顔が見られるようになりました。「上手に描くなぁ」と学級生から褒めていただき、生徒も一画一画丁寧に筆順を意識して書くようになりました。事前に考えていた質問をした後も会話がはずみ、識字学級のこと以外にもたくさんお話することができました。

生徒の感想

最初は緊張して、あまり質問できなかったけど、参加されいている人はみんな優しく、途中からは識字学級以外の雑談もでき、とても楽しかった。55歳から大学に行って勉強を頑張った人もいて、私も勉強ができる環境が当たり前じゃないということを理解して学校に通いたい。そして、識字学級で学んだことをクラスでも発表して、もっと識字学級のことをみんなにもよく知ってもらうとともに、私自身も考えを深めていきたい。

保護者の感想

参加していた高校生に話を聞くと「先生に誘ってもらって中学生の時からずっと参加している。最初は人権劇のために参加していたけど、ここに通ううちに先生や参加者のみんなのことが好きになっていった。いろんな世代の人たちと過ごす時間はとても楽しい。学校の授業で習った差別のことを周りの人から実際に聞いて本当につらくなったしおかしいと思った。将来自分がそれを伝えていける立場の人になりたいと思う」と語っていました。そのしっかりとした思いを聞き、私も胸が熱くなりました。こうやって思いは引き継がれていくのですね、。ここで学ぶということがどれだけ大切かを感じずにはいられませんでした。今日の出会いに感謝するとともに、これからも学び続け、うわさや偏見ではなく正しいことが伝えられる人でありたいです。