キャリア発達を支援する教育の創造
~キャリア教育的視点で取り組む体験活動の実践~
社会で自立した人間に成長するためには,それぞれの発達段階で適切なキャリア体験を重ねることが重要です。生徒たちが,キャリア体験を通して,一人一人の社会的・職業的自立に向けて必要な力を身につけてほしいと考えています。まずは,自分を「見つめる力」と,周りの人に「かかわる力」です。ステップアップスクールに掲げるように人と人との絆を確かなものにして,自立した人間としての基盤を築いてほしいです。次には,自分の人生を主体的に「えがく力」です。夢や目標を明確にすることで,学習意欲の向上にもつなげてほしいです。最後に,それらの学びの中で獲得してきた能力や価値観をもとに,自分自身の適性にあった進路へと「すすむ力」を身につけてほしいです。この取組の中で,生涯にわたるキャリア発達を支援できるように地域との交流をすすめ,その関わりの中で,地域の一員としての生き方に価値観を見いださせたいと考えています。
「井川中挨拶県下No.1 」
中学校は義務教育最終学校であり,まもなく出て行く社会で立派に通用する生徒の育成に努めなければならない。
今,社会で求められている,コミュニケーション能力の素地を培うために,本校は,「井川中挨拶県下No.1」を掲げ,笑顔とさわやかなあいさつがあふれる学校を目指した取り組みを進めています。礼儀正しいあいさつができることは,「将来社会の一員として自立した人間に成長するための基礎づくり」としての第一歩と捉えています。また、あいさつをすることで,相手を尊敬し,人として存在を認めることにつながり深い絆が生まれてきます。その絆は,さらに,相手の思いや考えを心で感じることができるようになります。また,自らが与えられた役割や,指示された事柄についても,しっかりと取り組み,責任を果たすことにもつながります。これこそが,本校の校訓である『自主・自立』,自ら考え,判断し,自分を律しながらそれにふさわしい行動がとれるようになる人づくりであると信じ,「笑顔とさわやかなあいさつがあふれる学校」への取組を,本校のステップアップスクールの主題として掲げ,全教育活動の中で推進いたします。
~笑顔とさわやかなあいさつがあふれる学校~
1.自分から先に
2.立ち止まって
3.相手をみて
4.ハキハキと
5.メリハリを