11月21日、校外学習として淡路方面へ行きました。
まず、北淡震災記念公園に行きました。阪神・淡路大震災を経験した語り部さんのお話を聞きました。1995年1月17日5時46分、自宅の2階で就寝中に被災し、家はつぶれて、閉じ込められたけれども、幸運にも自分は下敷きになっておらず、お父さんに助けてもらったこと。助かったけれども、ほとんどのものを失い、そこからの長い復旧.・復興の道のりであったこと。そのときの気持ちも含めて語ってくださいました。また、地震の時の対処法なども聞かせていただき、経験者だからこその貴重なお話を聞かせていただきました。野島断層保存館では、説明の展示や、実際に1メートル以上ずれている断層を見たり、メモリアルハウスのずれた塀や傾いている家などを見て、本物の地震の爪痕を見ることができました。私たちも経験するかもしれない南海トラフや中央構造線で起こる地震に対してどう備えるべきか考えるひとときとなりました。
続いて淡路ファームパークイングランドの丘を訪れました。各班で一緒に美味しいお昼ごはんを食べ、植物や動物を見たり、さまざまな体験をしたり、買い物をしたりと貴重な時間を過ごすことができました。
本物に触れることで防災学習も深まり、思い出に残る1日となりました。