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高齢者疑似体験学習

7月3日(木)1年生が総合的な学習の時間を活用して、高齢者疑似体験学習を実施しました。

専門学校健祥会学園から講師をお招きし、装具を着けることで高齢者が日頃感じている生活のしにくさや、困り感を体験しました。

視力の低下による新聞の文字の読みにくさ、指先の感覚の衰えによる財布からお金を出すときの不便さや箸で小さなものをつかむ困難さ、腰が曲がっていることで洗濯物を干すとき届かない等、実際に体験してみることでより実感が湧いたことでしょう。

昨年、認知症を発症した祖母に対する心の変容を題材にした、本校生徒の人権作文「心の片隅に」が法務大臣政務官賞(全国第5席)に輝いた背景には、生徒自身の感性の豊かさはもちろんですが、こうした学校での体験学習による成果も少なからずあるのではないでしょうか。高齢化社会を迎えた今、誰もが住み慣れた地域で希望を持って生活できる社会環境の構築が必要です。

石井中学校では、今自分たちができることを考える機会を様々な教科等を通じて培っているところです。