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石井中学校校舎画像

食育「郷土料理」

2年生の技術・家庭の授業で、タブレットを活用した学習を行いました。
徳島県に古くから伝わる食文化について、特産物や郷土料理のことを学びました。
タブレットでそれぞれの郷土料理の写真を見て、料理の名前や使われている特産物について回答していきました。

給食にも登場する『そば米汁』や『ふしめん汁』を知っている生徒は多くいましたが、祖谷の郷土料理である『でこまわし』や『ひらら焼き』を知っている生徒は少ないようでした。
金時豆入りのちらし寿司『かきまぜ』を「おばあちゃんが時々作ってくれる」という生徒や、家に『遊山箱』がある、という生徒の声も聞くことができました。また、『たらいうどん』のだしに使われる『じんぞく』について紹介したところ、川に実際に捕りに行った経験がある生徒もいました。

郷土料理は、昔の人の知恵を生かして古くから伝えられてきた、大切な食文化のひとつです。
今は、なかなか馴染みのない料理になってしまいつつありますが、今回学んだことを家族や次の世代に伝えていってほしいと思います。(一部の郷土料理についてレシピを配布したので、ぜひおうちでも作ってみてもらえると嬉しいです。)また、今週は『学校給食週間』です。
学校給食は、明治22年に山形県で提供されたのがはじまりといわれています。
それを記念して設定された学校給食週間の期間には、石井町の学校給食にも、徳島ならではの料理や地場産物を積極的に取り入れています。
今日の給食は、授業でも学習した徳島を代表する郷土料理のひとつ、『そば米汁』でした。

今日のそば米汁には、実は石井町で生産されたそば米を使用しています!もともとは祖谷地方の郷土料理で、昔、気温や地形の影響で米の生産が難しかったために、そば米をお米の代わりとして雑炊にして食べられていました。今では、生徒にも人気の献立の一つです。
もう一品は、『あわギュー混ぜご飯』。

こちらは、たっぷりの牛肉と徳島の特産物であるわかめやちりめんを隠し味に、甘辛く味付けした具材を炊きたてご飯に混ぜて作ります。
阿波の魅力がギューッとつまった混ぜご飯。手間暇とたっぷりの愛情を込めて仕上げました。

大人気のメニューで、子どもたちもペロッと完食!本当によく食べてくれていました。
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