• 088-672-0079
板野中学校校舎より

大嶋啓介1

大嶋啓介1

昨日の大嶋啓介さんの講演は板野中学校4年ぶりの2回目

中3は小学生の時に1度聞いているのですが、みんな真剣に話を聴いていました。と、言うより、引き込まれていました。もう学校講演は来年でおしまいにしようかと考えているらしいので、貴重な機会になりました。どんな話だったかを書くよりも生徒の感想を紹介した方がいいと思うので、今回は1年生の感想の一部を紹介します。

○心理的限界という言葉が印象に残りました。私はよく心理的限界を感じるときはテスト勉強の時。テストが帰ってきたときとかに私はよく思います。自分はもうできないなと思い込んでいるだけなのに、自信をなくしてしまうことがよくあります。それは思い込んでいるだけだから、人間には3万倍以上の可能性があることがわかりました。私は自信を持って勉強、習い事を頑張っていきたいと思います。お父さん、お母さんへありがとうの手紙を書くとき、最近、自分はお父さん、お母さんに「ありがとう」が一言も言えていないなと気づきました。お父さんとお母さんがしてくれたことを書き出したとき、普通のことかもしれないことが普通じゃないことに気づきました。今日書いたお父さんとお母さんへの手紙は勇気を出して2人の前に立って読んでみようと思います。

○可能性=潜在能力と知って、自分はまだ可能性にふたをしていると気づきました。自分にも心理的限界があると思うと、自分の可能性について知りたいと思いました。今日講演で聴いた「可能性を最大限に引き出す方法」「自分の可能性に気づく、信じる仲間の力」「誰かを喜ばせたい力」この3つの方法を頭に入れて、可能性に気づき自分に自信を持ちたいです。3つめの方法の「誰かを喜ばせたい力」は自分にもできそうと思いました。あと1週間後ぐらいに部活の大会があります。その大会でよい結果を残して親や先輩に喜んでもらえるように頑張る!と思うと、自分の可能性に気づけると思います。両親のありがたみにも改めて気づくことができました。「そばにいることが普通ではない」という言葉を聞いて、日常的に「ありがとう」を伝えようと思いました。

○感謝していることを書けと言われたときに「なんも書くことないだろ」と思いました。家事とかをしてくれるのが当たり前だと思ってしまいました。(略)

書いているときは感動とかなかったのに、声に出して読んだとたんに涙がたくさん出てきました。お母さん、お父さんがしてくれたことを思い出しながら読んだら涙が出てきました。本当に感謝してなかったら涙は出てこないと思うので、ちゃんと感謝しているのに「ありがとう」という言葉が言えないです。これからは感謝したことがあったら絶対に「ありがとう」と言いたいです。感謝の気持ちに気づかせてくれてありがとうございました。

○1番心に残ったのは、人間の脳には最低でもパソコン10万倍くらいということです。昔から運動などをやってみようと親に誘われたときに「やだ」と言って可能性に全てふたをした状態でここまで生きてきました。この話を聴いて可能性のふたを開けないと、いつまでたっても成功にはつながらないことがやっとわかった気がします。後半の家族のことについては、まで申し訳なかったような気持ちがあふれてきました。私も大島さんと同じで夏におじいちゃんを亡くして、今思い返してみるとその家に行った回数も少なかったしあまり接することができませんでしたが、もう少し何かしていれば私の思いは届いていたのかなと強く思いました。今からでも父や母、おばあちゃんなどの身近な人に生きている時間を大切にして自分の想いを届けようと思いました。

○親が産んでくれた命、自分も家族も健康に安全に生きられているということは、当たり前ではないということを改めて感じました。たくさん映像を見た中でもバイオリンの映像が心に残っています。バイオリニストになれる可能性に1度ふたをしてしまったけど、母からの言葉でもう一度夢に挑戦するその勇姿に心を打たれました。将来心が折れたり、苦しんだりすることもあると思います。自分の可能性にふたをせず、未来を切り開いていく力を最大限に引き出していきたいと思います。