雨の入試

雨の入試

　記憶にないのです。雨の入試。寒かった日はあったけれど、雨だったことは覚えていません。ただでさえ今日は送迎で渋滞になるのに、雨だと余計に渋滞。肌寒さ。そして、雨なのに花粉・・・

　この条件は県内同じなので、無事入試を終えて笑顔で帰ってくることを待つだけ。この日が来るまで流した涙も、不安もジタバタしてしまったことも、全ては逃げられない人生の節目になっていきます。逃げられない場に追い込まれる。人それぞれ状況は違うので、なんとも言えませんが、それでも節を作ることはいいことだと思います。こうして大人に近づいていくんだろうなと思います。

　だから卒業式には少し感じが変わっている。たった2日なのにちょっと大人っぽくなっている。「逃げなかった」「戦った」「負けなかった」という想い。合否発表は1週間後ですが、受験自体が自信となっているのを感じます。

　中学生ながら、親には感謝しています。「できた？」と聞かれたら、できてなくてもニッコリ笑って「うん」と答えたりします。親は親で心配で気になって仕方が何のですが・・・

　今日は、ぜひ「おつかれさん！」の一言で楽しい時間を過ごしてもらえたら・・・明日の面接は大丈夫。それだけの準備はしてきています。