卒業

卒業

　第63回卒業式。なんとも心と想いと意思を感じた式になったと思います。在校生も含めてスッパリと全員で作り上げた式になりました。緊張感がある中にも温かみを感じて感無量でした。入場の時から全員がマスクを外していたのにもビックリ。ああ、コロナ禍は終わったんだな。そう思わせてくれる堂々とした顔に感動してしまい、式の最初からこれはやばい！と思ってしまいました。

　登壇を合図に起立、着席をするという少しレベルの高いことを求めましたが、見事に、そして思った通りにやり上げてくれました。答辞にも形通りではなく、思いがつまっていてこれぞ答辞！と思わせてくれました。4年ぶりに全校生徒が出席し、来賓の方々をお迎えし、式に参加することで1・2年生も成長できたと感じます。

　3年生担任も感動の涙。そして式の後の脱力感。祭りの後のさみしさとは言いますが、まさにそんな感じ。

　時間の流れって本当に不思議だと思います。今までトラブルも心配事もハッキリ言って絶えなかったのに、今日はその全てを忘れるのではなく、思い出に変えてくれる。そしてこれからもそう感じるような生き方をすればいいだけのこと。

　卒業おめでとうございます。